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トヨタ、幹部の呆れた恥部や社内クーデターがモデル…大ベストセラー本が波紋

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「元トヨタ専務の野口紘一郎氏は、仕事ぶりの評価は芳しくないが、儀礼に通じたタイプなので元社長の豊田達郎氏の評価が高かった。奥田氏が販売会社に追い出す人事を決めていたが、達郎氏に泣きついて残留。同じく達郎氏の側近で元常務の宮原彰氏も奥田氏によって、子会社の広告代理店・南北社(現デルフィス)に飛ばされるはずだったが、達郎氏に泣きつき役員人事を変更させたといわれています」

 この斎藤も堤と同様に、野口・宮原両氏の複合的人物だろう。

 清濁併せ呑むタイプの「怪人」として描かれているのが中国トヨトミ総支配人の八田高雄。小説では、中国残留孤児からはい上がって、トヨタの中国利権を一手に握っている。商社関係者はいう。

「八田に近いイメージの人物が、服部悦雄・元トヨタ自動車中国総代表。元中国残留孤児で中国語がネイティブ並みに得意で、朱鎔基首相とも親しく、そのルートから遅れた中国戦略を立て直したが、公私混同をして秘書兼愛人が公式の場でも同席することがあったとも噂されていました」

謎の人物

 そして複数のトヨタOBに当たっても想像がつかない謎の人物がひとりいる。それは、豊臣統一が役員になる前から部下として仕え、社長就任後も筆頭副社長として統一体制を支える岡村泰弘だ。この岡村は役員会で、社長の丹波進(現相談役の渡辺捷昭氏とみられる)や副社長の明智隆二(元副社長の木下光男氏とみられる)の「失政」を問い質して2人を窮地に追いやり、統一が反創業家からの「政権奪取」を成功させた功労者として描かれている。

 章男氏が役員になる前から部下だった現専務の友山茂樹氏ではないかとの見方もあるが、「当時、友山氏は政権奪取に加わる立場ではなかった」(元トヨタ担当記者)との指摘もある。岡村なる人物は話を盛り上げるための想像上の人物なのだろうか。

 小説には豊臣統一の「兄貴分」的存在の政治家も登場する。山崎幸二だ。旧大蔵省銀行局勤務が長く、蔵相秘書官を務め、米国留学時代に一時海外の金融機関に就職していた統一と出会うという設定だ。トヨタの事情通はこう説明する。

「この人物のモデルは、現地方創生担当相の山本幸三氏だろう。山本氏は宮澤喜一蔵相秘書官を務め、米国に2回留学し、ハーバード大留学時代にエズラ・ボーゲル教授の研究室に在籍。その頃、章男氏は外資系証券会社のニューヨーク支店勤務で、山本氏が邦銀関係者を紹介した。章男氏のお見合いにも立ち会うほどの仲だ」

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