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かっぱ寿司、連続客減地獄の出口見えず…高級品強化も吹石一恵CMも食べ放題も不発

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かっぱ寿司の店舗(「Wikipedia」より)

 かっぱ寿司の売り上げ減が止まらない。

 かっぱ寿司を展開するカッパ・クリエイトが1月31日に発表した2017年4〜12月期の連結決算は、売上高が前年同期比0.6%減の595億円だった。4〜9月期の段階では、わずかではあるが増収(前年同期比0.6%増)だったが、一転して減収に陥った。

 10月の既存店売上高が前年比で11.1%減ったことが響いた。週末が前年より1日少なかったことや、週末に2回台風に見舞われるなど天候不順が続いたことが大きく影響した。

 だが、それはかっぱ寿司だけに当てはまる話ではない。実際に、10月は外食各社が軒並み不調だった。しかし、2桁減になるほど不調だった外食企業はごくわずかでしかない。天候など特殊要因以外の問題もかっぱ寿司を直撃していることで、10月は大幅減になったと考えるべきだろう。かっぱ寿司は、依然として厳しい状況にあるのだ。

 かっぱ寿司は近年、ロゴを変更したり食べ放題キャンペーンを実施したりと、業績回復に向けた施策を次々と繰り出し、世間に話題を振りまいてきた。最近でいえば、昨年7月から女優の吹石一恵さんが女漁師を演じるシリーズ物のテレビCMを放送したり、8月下旬〜9月上旬と9月下旬〜10月上旬、11月上旬〜下旬に食べ放題を実施したりしている。また、11月下旬からは一部店舗で、1皿1貫50円ですしを提供する実験を開始した。

 11月上旬〜下旬に実施した食べ放題は、業績に大きく貢献した。以前の食べ放題は、一部店舗での実施にとどまっていたが、11月の食べ放題は全店舗で実施したためだ。カッパ・クリエイトによると、実施した22日間で19万名以上が利用し、反響も大きかったという。既存店売上高が前年割れすることが珍しくないなか、11月は前年比5.5%増と大きく伸長している。食べ放題が大きく貢献したことがわかる。

 食べ放題は成功した施策といっていい。採算が取れているかどうかは別問題だが、話題を喚起することには成功しているので、一定の評価を与えてもいいだろう。ただ、すしのおいしさと直接関係がない“販促”にすぎず、圧倒的な競争優位性を確保できたわけではない。

 食べ放題は、競合他社もマネしようと思えばすぐにできる施策だ。また、いずれは話題性も薄れていくだろう。そうなった際に、「かっぱ寿司のすしを好きなだけ食べたい」と思ってもらえるかどうかがカギとなる。つまり、すし自体がおいしくなければ意味がないのだ。まずいすしを好きなだけ食べたいと思う消費者は皆無だろう。

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