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百貨店の盟主・三越伊勢丹の没落…赤字転落で約1千人削減と不動産事業が頼みの綱

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日本橋三越本店(撮影=編集部)

 百貨店業界の盟主、三越伊勢丹ホールディングス(HD)が8年ぶりに赤字に転落した。2018年3月期連結決算の最終損益は、9億6000万円の赤字(前期は149億円の黒字)だった。

 地方店や高級スーパー「クイーンズ伊勢丹」など収益力が下がった店を対象に減損処理をしたことや、早期退職を実施し退職金を積み増したことにより、261億円の特別損失を計上したことが響いた。

 杉江俊彦社長は「不採算事業の処理に取り組み膿を出した」と説明。2019年3月期には「黒字転換する」との見通しを示した。「中期経営計画の目標を1年前倒しし、2020年同期に営業利益350億円を達成する」(同)とV字回復を目指す考えを示したが、前途は平坦ではなさそうだ。

 18年3月期の売上高は前期比1.2%増の1兆2689億円。訪日外国人客(インバウンド)による免税商品の売り上げや子会社にした旅行、美容事業が好調だった。宣伝広告費や人件費を削減したことで、営業利益は244億円と17年同期に比べて4億円増加した。

 国内百貨店は、インバウンド消費が多い銀座三越など一部店舗は順調だったものの、全店売上高は0.6%減と、落ち込みに歯止めがかからなかった。

 郊外店や地方店の不振は鮮明だ。伊勢丹府中店など郊外5店舗中2店舗が前の期の売上高を下回った。名古屋三越など地方10店舗のうち7店舗で売上高はダウン。広島三越、松山三越は最終赤字だった。

 19年3月期の売上高予想は1兆1950億円と、前期比5.8%減。伊勢丹松戸店を閉店したほか、クイーンズ伊勢丹の運営会社の株式を66%売却し、アパレル子会社を清算した影響が出る。営業利益は前期比18.8%増の290億円、最終損益は130億円の黒字を見込んでいる。

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