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ラーメンに含有の化学調味料、緑内障との関連を指摘する研究も

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 研究グループは、普通の食事A(100グラム)、食事B(A+市販の卓上「うまみ調味料」でグルタミン酸ナトリウム10グラム)、食事C(A+同グルタミン酸ナトリウム20グラム)の3種類の食事を与えるラット(21匹)に分けて、1カ月、3カ月、6カ月後に、これらのラットを物理化学的に分析しました。その結果は、次のようなものでした。

(1)食事Aのラットと比較して、硝子体中のグルタミン酸の増加した蓄積が食事Bと食事Cのラットで発見された。

(2)食事Bと食事Cを食べたラットの網膜神経層の厚さは、食事Aを食べたラットのそれよりもかなり薄かった。

(3)DNAの損傷が食事Bと食事Cのラットの網膜の神経節細胞に発見された。

(4)食事Bと食事Cのラットは、食事Aと比較して網膜の内部層にグリア線維性酸性タンパク質(GFAP)の発現が多く観察された。このGFAPレベルの増加は、緑内障患者の網膜で発見されている。

 これらの実験結果から研究グループは、「多量にグルタミン酸ナトリウムを含んでいる食事を食べると、硝子体中のグルタミン酸濃度が高まり、網膜細胞が破壊されるかもしれない」と推測しています。また、「グルタミン酸ナトリウムの過剰摂取が、西洋の国々より日本で多くみられる正常眼圧緑内障に関連しているかもしれない」と指摘しています。

 緑内障は「眼の成人病」といわれ、日本での最大の失明原因になっています。40歳以上の約5%に発症し、潜在患者数は400万人と推定されています。

 認知症の増加あるいは若年化が深刻な社会問題になっていますが、平成の初め、広島大学医学部で遺族の了解を取り、認知症で亡くなった患者の脳を解剖したところ、脳細胞から異様にグルタミン酸が多く発見されています。

 ラーメンをはじめとして、当たり前のように化学調味料入りの食品を子どもたちに食べさせているお母さん、お父さん。化学調味料の本当の姿を知ったら、通常のラーメンなどとても可愛い子どもたちに食べさせられなくなるでしょう。ラーメンを食べさせるのなら「無化調」にすべきです。
(文=郡司和夫/食品ジャーナリスト)

●郡司和夫(ぐんじ・かずお)
フリージャーナリスト。1949年、東京都生れ。法政大学卒。食品汚染、環境問題の一線に立ち、雑誌の特集記事を中心に執筆活動を行っている。主な著書に『「赤ちゃん」が危ない』(情報センター出版局)、『食品のカラクリ』(宝島社)、『これを食べてはいけない』(三笠書房)、『生活用品の危険度調べました』(三才ブックス)、『シックハウス症候群』(東洋経済新報社)、『体をこわす添加物から身を守る本』(三笠書房・知的生き方文庫)など多数。

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