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小沢一郎氏、裁判官と検察の癒着を公然と批判

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自由党共同代表の小沢一郎氏(左)と山本太郎氏(右)(写真:日刊スポーツ/アフロ)
 自由党が6月12日、定例の代表記者会見を参議院議員会館で開いた。小沢一郎・山本太郎両代表が出席。司会は玉城デニー幹事長兼国会対策委員長が務めた。代表会見は原則として国会会期中は毎週行われている。


 まず注目されたのは、6月10日投開票の新潟県知事選挙の総括である。小沢・山本両代表をはじめ、与野党の党首級が地元入りし、総力戦の様相を呈した選挙戦。「国政の行方に直結する分岐点」(野党党首)との見方がもっぱらだった。

 世論調査の生の数字を見た選挙コンサルタントが「本当にいい戦いをしている」と漏らす大接戦。結局、3万7102票の僅差で花角英世氏(自民・公明両党支持)が池田千賀子氏(立憲民主、国民民主、共産、自由、社民の野党5党と衆院会派「無所属の会」推薦)を振り切った。

 小沢氏は「マイナスからのスタートだったけれども、総合的に見ると、勝てる選挙だった」と断言。地域別にみると、「新潟(市)で1万7000~1万8000(票の差がついた)。佐渡で1万数千(同前)」と分析した。

 花角氏の地元である佐渡市はともかく、浮動票を抱える都市部・新潟市で差がついたのはなぜなのだろうか。小沢氏は、理由をこう述べた。

「選挙戦術的な問題も、もちろんある。党首がそろって街頭(演説)をやったって、イメージづくりにはなるけど、票が入るわけではない。原子力発電の問題でも、候補者の踏み込んだ発言に対して内部で異論が出たりした。その結果、『再稼働を絶対にさせない』という強い主張ができなかったこともあるだろう。そういった選挙態勢的な問題が一番大きい」

「野党がひとつの心に合わせてやるということが一番大事。その点で各党が一生懸命やったけども、たぶん県民のみなさんには『一体となった』というまでの感じはなかったのかもしれない。そういう点について、具体的に我々は反省して、次に備えるべきだ」

 山本氏は「勝っときたかった」と力を込めた。「安倍晋三政権を倒す」という国政の課題のために野党各党が地方選挙で張り切っている様子に「納得いかない」との声が地域で出ていたことを指摘。「国がさんざんやらかしたことの後始末を自治体がやらされることに関して、現地で一人ひとり説明していった」と選挙戦を振り返った。

 小沢氏は前日、東京高等裁判所が袴田巌元死刑囚に対する再審開始を認めない決定をしたことにも言及。「司法の判断について政治家が口をはさむべきではない」としながらも、刑事司法の問題点に切り込んだ。

「『検挙率が高い』と自慢するが、ほとんどは自白などに基づいたもの。旧態依然とした捜査方法を今なお継続している。裁判官と検察官の相互交流といえば聞こえはいいけれども、両者の癒着の問題は非常に大きい。警察、検察だけでなく、裁判所も含めた司法改革をもっと進めていかなければならない」

 今後も、自由党の動向に注目したい。
(文=片田直久/フリーライター)

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