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山本康博「なぜあの商品はヒットしたのか/しないのか」

地震や豪雨、災害時の備蓄用「水」、もっともコスパ良い商品は?どれくらい買っておくべき?

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(筆者撮影;左、東京くらし防災2018年3月発行、右、東京防災15年9月発行)

 災害時には、なんといってもまずは水の確保。内閣府による首都直下地震等による東京の被害想定によれば、各ライフラインの復旧目標日数は、電気は6日、上水道は30日、ガスは55日となっており、さらに首相官邸のHPによると、飲料水は3日分、1人1日3 Lが目安なので9Lを常備しておくべきとされています。ペットボトル2Lを1ケース、計18Lくらいあれば6日は持つ計算となります。たとえば4人家族だと、4ケースで1週間程度もつことになりますが、このくらいであればなんとか置き場所も確保できそうです。

 さて、費用が気になりますが、アマゾンのプライム会員なら、送料無料のサントリー食品インターナショナル「南アルプスの天然水」(2L×9本)が税込み875円(2018年6月27日現在)と1本当たり100円以下で買えます。しかも、マンションなどでも玄関先まで運んできてくれるため、とっても便利です。

 アマゾンの「ランキング大賞2018上半期」でも売れ筋ベストでも、食品&飲料部門では5位までが水となっています。ちなみに1位はアマゾン限定の「キリン アルカリイオンの水」(2L×9本)です。値段は1,045円と「天然水」よりちょっとだけ高いですが、1本当たり116円と安くコスパに優れています。

サイト「アマゾン」より

 特に、高層マンションにお住まいの方は、地震で電気が止まったりして運ぶのが大変なので、水の常備は必要性が高いと感じます。水の賞味期限は普通1年程度ですが、料理など常に使い回ししていれば、古くなって捨てたりすることなく節約できます。5年保存できる水などもありますが、少し価格が高いです。

アマゾン「ランキング大賞2018上半期(食品&飲料部門)」はこちら

 11年に東日本大震災が起こった直後、スーパーやコンビニの物資が極端に減ったことは記憶に新しいかと思います。そうした経験も踏まえて、ぜひ災害時の備蓄用に購入しておくことをお勧めします。

 災害が起こると、普段とは異なった商品の価値観が生まれます。乾電池など災害時に売れる商品、反対に需要が低くなる商品がはっきり見えてくるので、そうした消費行動を考察することは勉強になるかもしれません。
(文=山本康博/ビジネス・バリュー・クリエイションズ代表取締役)

※本連載の過去記事はこちらから

●山本康博(やまもと・やすひろ):
ビジネス・バリュー・クリエイションズ代表取締役、ブランドマーケッター。日本コカ・コーラ、日本たばこ産業、伊藤園でマーケティング、新商品企画・開発に携わり、独立後に同社を設立。これまで携わった開発商品は120アイテム、テレビCMは52本製作。1年以上継続した商品は計算すると3割以上、マーケティング実績30年以上。現在では新商品開発サポートのほか、業界紙をはじめとしたメディア出演や寄稿、企業研修、大学等でのセミナー・講義なども多数実施。たたき上げ新商品・新サービス企画立ち上げスペシャリスト。潜在ニーズ研究家。著書に『ヒットの正体』(日本実業出版社)、『現代 宣伝・広告の実務』(宣伝会議)、英語著書『Stick Out:a ninja in Japanese brand marketing』 (BVC)など。

地震や豪雨、災害時の備蓄用「水」、もっともコスパ良い商品は?どれくらい買っておくべき?のページです。ビジネスジャーナルは、連載、アマゾン南アルプスの天然水災害の最新ニュースをビジネスパーソン向けにいち早くお届けします。ビジネスの本音に迫るならビジネスジャーナルへ!

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