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甲子園、「公立高校」金足農の「漫画みたいな逆転劇」連発に秋田県民が歓喜

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試合後、全力で校歌を熱唱する金足農業高等学校ナイン(写真:日刊スポーツ/アフロ)

 今年で第100回を迎えた「全国高等学校野球選手権記念大会」(甲子園)。いくつもの名試合が生まれている今大会だが、秋田・金足農業高等学校(金足農)が特に注目を浴びている。

 秋田県代表として、11年ぶりに甲子園の土を踏んだ金足農は、初戦で鹿児島の強豪・鹿児島実業高等学校と対決。相手は19回目の甲子園出場を飾る“常連校”だが、5対1で危なげなく勝利した。続く岐阜・大垣日本大学高等学校との試合にも、6対3で白星をあげた。

 野球ファンたちの目を釘付けにしたのは、3回戦で当たった神奈川・横浜高等学校との熱戦だ。金足農は1回表からいきなり2点のリードを奪われてしまう。3回裏で同点に追いつくも、その後は横浜が得点を重ねて点差は2対4と開いた。しかし、8回裏の攻撃で金足農は、まさかのドラマを展開したのだ。

 吉田輝星選手、打川和輝選手がノーアウトで出塁し、逆転への機運が高まっていく。5番・大友朝陽選手が送りバントに失敗してチャンスは一度しぼみかけたが、続く高橋佑輔選手が初球から勝負のフルスイング。力強いホームランで逆転3ランを決め、試合を一気にひっくり返した。

 金足農の快進撃はとどまることを知らず、準々決勝の滋賀・近江高等学校戦でも見事な勝利を収めている。近江に1点リードされた9回裏、金足農の斎藤璃玖選手が無死満塁から2ランスクイズを決め、横浜との試合に続いて逆転勝ちとなった。8月21日の準決勝では西東京・日本大学第三高等学校と激突し、2対1で勝利して決勝進出を飾っている。予選からすべての試合を投げ切っている吉田輝星投手は、甲子園でも全5戦で完投している。

 劇的な勝利の連続に野球ファンは大歓喜で、インターネット上には「強豪だらけの激戦区を地方の公立校、しかも農学校が勝ち進むって相当凄いぞ」「漫画みたいな逆転展開に、意識がついていかない」「“公立の星”として、ぜひ優勝してほしい」「観ていて暑さが吹き飛ぶほど爽快な逆転勝利だった」といった、感動の声が続出している。

 特に金足農の地元・秋田は相当な盛り上がりようで、AAB(秋田朝日放送)の公式ツイッターは、金足農の試合が終わるたびに祝福のツイートを投稿している。たとえば、横浜との試合で逆転3ランが飛び出した直後には、「HRーーーーー!!!!!! アアアアア!!!! 高橋くん!!!」「ヒィヒィ……ヒィ…ッ」「アアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア」という狂気的な喜びっぷりを見せた。

 秋田の高校が甲子園で決勝に進出したのは、記念すべき第1回大会以来となる。当時は京都代表校に惜しくも敗れたが、100回目となる今大会で優勝旗を手にすることはできるのだろうか。
(文=編集部)

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