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巨人、陰湿な「高橋監督使い捨て」の舞台裏…3年前に実質解任の原が新監督→疑問噴出

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高橋由伸(写真:アフロスポーツ)

 3日に突如発表された巨人・高橋由伸監督の辞任。球団としては12年ぶりの負け越しが決定しているとはいえ、レギュラーシーズンで残り2試合を残し、クライマックスシリーズ(CS)進出、さらには日本シリーズ進出の可能性もあるなかでの発表とあり、多くの巨人ファンを驚かせた。

「先月時点では球団は、来年も高橋監督続投の方針でした。しかし、その後、負け越しが決まり2年連続のBクラス入りが濃厚となり、一気に球団内の空気が変わりました。今年、ちょうど3年契約の更新を迎える高橋監督は3日、球団事務所で幹部から『ご自由にされては』と伝えられたといわれていますが、これは事実上の解任通告です。巨人という球団特有の陰湿なやり方ですね。

 そもそも高橋監督は3年前の2015年、まだ現役続行の意思があったにもかかわらず、球団の成績低迷と度重なる選手のスキャンダルで原(辰徳)前監督が事実上解任され、ほかに監督候補がいないということで、なんの準備もない状況で監督を押し付けられました。その後も、フロント陣や選手の間の確執が目立つようになっても、球団サイドが高橋監督を十分にバックアップしていたようにはみえません。言ってみれば、高橋監督は球団の勝手な事情で使い捨てにされたようなものです。いずれにしても、これからCS進出をかけて残り試合を戦おうとしているこのタイミングで退任を発表するというのは無神経過ぎます」(スポーツ記者)

 そんな高橋監督の後任として、原前監督の名前が早くも報じられている。

「巨人がお抱えのスポーツ紙各紙が断定的に報じているということは、ほぼ決まっているということです。原のほかには、松井秀喜や江川卓の名前も候補として上がっていたようですが、松井は高橋と1歳違いで若くフレッシュさはあるものの、指導者としての経験はゼロ。事実上長く日本の野球界からも離れており、もし成績を残せなければ、高橋監督と同じようにまた“球団が潰した”という印象を世間に与えかねない。そして江川はナベツネ(読売新聞グループ本社代表取締役主筆の渡辺恒雄氏)にあまり好かれていないので、こちらも難しい。ちなみに中畑清は監督をやる気満々ですが、球団側が難色をしているようです。

 そうすると消去法的に原しかいないわけですが、3年前の辞任劇を考えれば、世間的には意外かもしれませんが、実はこの3年間、巨人は原を海外の野球事情の視察に行かせるなどして“監督修行”をさせており、次は原というのは既定路線でした」(巨人の内情に詳しいマスコミ関係者)

 過去に2期も監督を務めた原の復帰に対し、違和感を覚えた野球ファンも多いようだが、前出と別のスポーツ記者は語る。

「そもそも原が3年前に辞めた際、球団は『新陳代謝を図る』として若い高橋を監督に起用しました。にもかかわらず、今回はその後任に再び年齢もぐっと上の原を持ってくるというのは、支離滅裂です。逆にいえば、そうせざるを得ないほど、巨人の人材不足は深刻だということです。広島をはじめ他球団と比べても明らかに選手の育成ができていないだけに、“新生・原ジャイアンツ”には茨の道が待ち受けているでしょう」
 
“栄光の巨人”はどこへ向かっているのだろうか。
(文=編集部)

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