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高松で六代目山口組に緊張が走る…神戸山口組ではあの「若頭代行」をめぐる新人事が内定か

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高知で起きたトラブルの当事者といわれる親和会の本部事務所

 10月5日に開かれた六代目山口組の定例会で、友好関係にある他団体とトラブルを起こさないようにといった趣旨の呼びかけがあったといわれているのだが、その直後に関係者らの間に緊張が走った。

 定例会開催の5日後となる10月10日。高松市内にあるうどん店で、六代目山口組六代目豪友会(本部・高知市)傘下組織の幹部が、同店を訪れた他グループらと口論となった末に、ナイフで10カ所近く刺され大怪我をするという事態が起きた。刺した側のグループは現場から逃走。だが業界関係者の間では、すぐに犯行グループの身元が判明したといわれている。

「お互いが顔見知りであったことから、すぐさま高松市内に本拠を置く二代目親和会の幹部らによる犯行ではないかと取り沙汰された。金銭的なトラブルがそもそもの原因ではないかという話だ。初めから、なんらかの暴行を加えるつもりだったのではないか」(某二次団体幹部)

 幸いにも、六代目山口組サイドの迅速な対応により、すぐに和解が成立したため、抗争事件などに発展することはないと、この幹部は話している。

 一方、神戸山口組では“ある人事”が、すでに内定していると取り沙汰されている。その人事とは「若頭代行」だ。任侠山口組・織田絆誠代表が、神戸山口組を離脱するまで務めていた重職に、現在、神戸山口組で若頭補佐を務める五代目山健組・中田浩司組長が就任する予定だという。

「9日に開かれた神戸山口組定例会後、中田組長の若頭代行と、ある直参組長の幹部昇格が発表されたとSNSなどで拡散されていたが、まだ正式には発表されていないという話だ。しかし、そうした人事が内定しているのは間違いなさそうで、近々、正式発表されるはずだ」(地元組織二次団体幹部)

 中田組長といえば、神戸山口組発足時、織田代表と並んで現場の最前線に立ち、織田代表らの離脱後には、四代目山健組若頭に就任。その後、神戸山口組・井上邦雄組長の後を継いで、五代目山健組組長を継承したほどの実力者である。

「井上組長が率いた健竜会の跡を継ぎ、さらに井上組長から山健組を託されたことを見ても、井上組長からの信頼が最も厚い人物ということがわかる。神戸山口組の今後を見据えた人事になっていくのではないか」(神戸山口組関係者)

 また、10日に開催された五代目山健組の会合でも、あらためて任侠山口組組員らの迎え入れ、平たくいえば任侠山口組組員に対しての切り崩しが議題に上ったといわれている。内定したといわれている人事も含め、神戸山口組が勢力拡大に向け、再び動き出したといえるのではないだろうか。
(文=沖田臥竜/作家・元山口組二次団体幹部)

●沖田臥竜(おきた・がりょう)
元山口組二次団体最高幹部。2014年、所属していた組織の組長の引退に合わせて、ヤクザ社会から足を洗う。以来、物書きとして活動を始める。著書に『生野が生んだスーパースター 文政』『2年目の再分裂 「任侠団体山口組」の野望』(共にサイゾー)、共著に『惡問のすゝめ』(徳間書店)など。最新小説『死に体』(れんが書房新社)が発売中。

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