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子どもができても絶対に「共働き」はキープしなさい!生涯賃金で2億円の差+老後の収入1億円?

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「Gettyimages」より

結婚するなら、共働きキープはもはや大前提となる時代


 男性にとって、「妻の働き方」は永遠の悩みかもしれません。まず女性のほとんどは一度就職する時代です。これはつまり、彼女となる女性のほとんど、結婚を考える女性の候補はほぼ全員が働いているということです。

 一方で、女性の多くは「できれば仕事を辞めたい」という本音も抱えています。男性も辞められるなら辞めたいわけですが、なかなか口に出せないのですが、女性には「結婚退職」と「おめでた退職」というチャンスがあるからです。

 しかし、結婚をするなら、男も女も「共働きキープ」が大前提です。「家でぼくの帰宅を迎えてほしい」とか「彼女の希望は叶えたいから」と結婚退職を許す男の選択は間違いですし、「夢は専業主婦」とか「とにかく仕事はしたくないから」と甘く期待して辞めたいと考える女性の発想も誤解だらけです。

 これから結婚を控えている読者、すでに結婚しているが今は共働きを続けている読者、それぞれのために「なぜ、共働きをキープするべきか」を解説してみましょう。

ひとりで稼げば生涯賃金3億円どまりでも、共働きで稼げば生涯賃金4~5億円になる


 まず、単純に「合計所得」で稼げる、ということが共働きをキープするべき理由です。大卒男子の生涯賃金は約2.7億円といわれます。これは60歳までの試算なので、65歳まで働き退職金をもらえば実質3億円です。しかし、これを男性だけ働いて4億円にあげることはかなり厳しいキャリアです。

 ひとりで無理して年収を増やす簡単な方法は、残業するなど「長く働く」でした。しかし、長時間働くようなやり方で年収を増やすアプローチは、これからどんどん崩壊していきます。休日出勤も残業時間も「働き方改革」の名のもとで減らされる一方だからです。かといって「時給を上げる」、つまり昇給で生涯賃金を1億円アップさせるのは“無理ゲー”の世界です。

 しかし、夫婦で「2.5~3億円+2~2.5億円」のように「合計」で考えれば、4~5億円を稼ぐことは不可能ではないどころか、現実に可能な数字になってきます。少なくとも「専業主婦と会社員の夫」のような昔の働き方をして、夫が子育て費用や住宅ローン返済費用をひとり無理して稼ぐより確実で高収入になります。

 専業主婦は結局のところ無収入ということです。「夢の専業主婦」というの実態は「夫ひとりの年収で2人分やりくり、おこづかいも半減以下、時間はあるけどカネはない」なのです。

 また、正社員を辞めてパートになってしまうと年収はガクンと下がります。正社員を続けた女性と比べて、生涯賃金で2億円近い差が出るという試算もあるほどです。

「結婚退職」、これは男性にとっても女性にとっても賢い選択ではないのです。

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