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小早川隆治「日本のクルマづくり~さらなる志・凛・艶・昂を目指して~」

注目の「クロスオーバーSUV」人気車を比較評価!三菱・エクリプスクロスとスバル・XV

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SUV」(スポーツ・ユーティリティ・ビークル)は、当初はアメリカを中心にフルサイズピックアップ派生のワゴン車として生まれ、オフローダーが主体だったが、その後はモノコック構造で日常生活での利便性も高いライフスタイルカーとして発展した。加えて、最近では「ポルシェ」「ベントレー」「ジャガー」「マセラティ」「ランボルギーニ」などの高級ブランドも次々に導入している。

 日本市場におけるSUVの販売は、すでに登録車全体の20%を占めるまでに成長しており、近年は異なる車種の掛け合わせともいえる「クロスオーバーSUV」が拡大中だ。

 最近の日本市場におけるコンパクトクロスオーバーSUVの人気車種としては、国産車ではトヨタ自動車「C-HR」、本田技研工業(ホンダ)「ヴェゼル」、日産自動車「ジューク」、マツダ「CX-3」などがある。輸入車では、「ミニクロスオーバー」「アウディ Q2」「ベンツGLA」「BMW X1」などを挙げることができるが、今後、内外のメーカーがどのような車種展開をするかは非常に興味深く、メーカーの将来を大きく揺さぶるカテゴリともいえそうだ。

三菱・エクリプスクロスの魅力


 今回ご紹介する三菱自動車「エクリプスクロス」とスバル「XV」は、まさに最新のコンパクトクロスオーバーSUVだ。

 エクリプスクロスは三菱のグローバル戦略車で、日本への導入は2018年3月、駆動方式は2WDと4WDがある。外観はスポーティーでダイナミックかつ存在感のあるデザインに仕上がっており、内装デザインはブラックとシルバーのモノトーンでシンプルだがスポーティーな造形で、スポーティーなクロスオーバーSUVの内装として魅力的なものに仕上がっている。また、リアスペースの居住性と実用性の高さは評価に値する。

三菱自動車の「エクリプスクロス」(「車評オンライン」より)
 全グレードに装着される新開発の1.5Lダウンサイジング直噴ガソリンターボエンジンは、2.4L NAエンジンをしのぐ中低速トルクを発揮、8速スポーツモードCVTとの組み合わせにより、良好な動力性能を発揮してくれる。

 4WD車には、アクセル開度や車速、走行条件などにより後輪へ伝達するトルクを常に適切にコントロールする電子制御4WDシステムに、アクティブ・ヨー・コントロールのブレーキ制御を追加した「S-AWC」(スーパーオールホイールコントロール)が標準装備されており、「AUTO」「SNOW」「GRAVEL」(グラベル)の切り替えが可能で、雪道や凍結路で走行する機会の多いユーザーには安全の視点からも大変有効なシステムだ。

スバル・XVのスポーティーな走り


 17年4月にフルモデルチェンジしたXVも、まさにクロスオーバーSUVで、今や日本市場におけるスバルの基幹車種となっている。XVはすべてが4WDで、エクリプスクロスと非常に近い車両寸法と価格帯(4WD)だ。ベースエンジンは自然吸気の1.6Lと2.0Lだが、今年10月に入って、2.0Lエンジンと電動技術を組み合わせた「e-BOXER」を搭載した「XV Advance」が導入された。

スバルの「XV」(「車評オンライン」より)
 XVの外観スタイルはステーションワゴンとSUVの掛け合わせといえるもので、内装のデザインテーマは不思議なほどエクリプスクロスに似ているが、細部の質感はXVが一歩上だ。

 一般走行での走りはエクリプスクロスに軍配が上がるが、XV AdvanceでSモード(スポーツモード)に切り替えると変速プログラムも変わり、走りはかなりスポーティーになる。これには、スバルの新プラットフォーム「スバルグローバルプラットフォーム」も大きく貢献しているのだろう。

 私は試乗で都内から箱根を往復したが、ハンドリングや乗り心地は称賛に値するレベルに仕上がっていることを確認できた。また、追突事故発生率が84%も減少しているという運転支援システム「アイサイト」が搭載されていることも忘れてはいけない。

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